こんにちは、ITエンジニアをしている神木と申します。
先日、3週間前から駆け込みで簿記3級の勉強をして72点でギリギリ合格をしたので、直前で受ける方の学習方法のご参考になればと思います。
iPhone: https://apps.trips.co.jp/shikakuboki
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.trips.shikakuboki&hl=ja
簿記の仕訳問題を網羅したアプリです。
基本的に無料で使うことができ、月500円払うことで広告を非表示にできます。
かなり重宝したアプリなので私は課金しました。
簿記三級について網羅したwebサイトです。無料で学ぶことができますが、広告が頻繁に出現して見づらさはあります。
スマホでどこからでも確認できるので便利でした。
Study Proのみで合格した人もいるみたいです。
https://openai.com/ja-JP/chatgpt/overview/
無料で使える生成AIです。web版もアプリ版もあります。
画像のように、質問をしたらそれに答えてくれます。
AIはたまに間違った回答を生成しますが、自分が使っていた感じ簿記の問題に関してはとても正確に答えてくれました。
教科書を読んでも理解できなかったり、教科書と違った観点から疑問がある時に気軽に質問できるのでとても便利でした。
https://www.cpa-learning.com/courses/90002
簿記3級の、講義動画+テキスト+問題集+過去問が全部無料で利用できます。
公認会計士試験で高い合格実績を持つ「CPA会計学院」の現役講師陣が担当しており、豊富な指導経験を持つプロから無料で学ぶことができるという素晴らしいサイトです。
私はテキストをiPadにダウンロードして、勉強していてわからないところを逆引きして読む形で使用しました。
問題集や過去問はPDFで配布されているので、ペーパー試験を受ける方におすすめです。私はCBT方式で受験したので使用しませんでしたが。
かけた時間は1日、1〜2時間です。
不明点や理解できないところはわからないままにせず、ChatGPTに聞いたりサイト内を調べたりして理解できるようにします。
自分で回答のプロセスを導けるようになるまで、繰り返し反復学習をするのが重要だと思います。
わからなかった点や覚えたい箇所は紙にまとめて、夜寝る前や暇な時に眺めていました。凝ったノートまとめに時間を割くのももったいないので、自分が理解できる程度の走り書きで十分だと思います。
時間があるならCPAの講義動画を全部視聴したいところですが、直前から勉強する場合、流暢に教科書を最初から眺めている暇はありません。
過去問や出題傾向を確認して、逆引きする形で教科書の内容を勉強します。
第一問で出題される仕訳問題の対策を行います。
先ほど紹介した簿記3級のアプリを使って練習しました。
1問1答式でぽちぽちするだけで勉強になるのでスキマ時間を有効活用できました。
勉強方法としては、「【分野別】仕訳練習」のみを以下のように3回解きました。
ここで仕訳を中途半端にしていると後の問題も解けないので、1点も落とさない、わからない問題は徹底的に潰す、くらいの熱量でしっかり知識を叩き込むことをお勧めします。
ちゃんと理解するためにじっくり考えて解いていましたが、受験当日は時間制限があり仕訳は1問につき1分くらいで回答できるのが理想なので、1分秒以上悩んで解いたような問題は正解してもチェックをつけていました。
3周したら8~9割の問題は正解できると思うので、そしたら次のステップに進みます。
未正解で残っている問題は、試験日までにまだ2週間あるので、継続的に復習して解けるようにします。
第3問で出される問題は、財務諸表(貸借対照表と損益計算書)または精算表または決算整理後残高試算表がほとんどです。
そして精算表がわかれば決算整理後残高試算表もほとんどスムーズに理解できるようになるものなので、まずは精算表を完璧にできるようにします。
精算表をしっかり押さえれば第3問は対応できるようになるので、焦らずに精算表に取り組むことをお勧めします。
https://studyboki3.com/060_mosi/1/1/detail/3/
まず解くのにおすすめなのは以下の問題です。
https://studyboki3.com/050_kessann/040_seisannhyou/1/1/
過去問よりは問題量が少ないですが、その分全体像を掴みやすいです。
私は1回目はボロボロで全然わからなかったのですが、1日ごとに反復して解いたら、3回目でほぼ正解できるようになりました。
ポイントは以下です:
上記の簡易的な精算表が書けるようになったら、過去問レベルの問題を取り組みます。
以下の予想模試問題がおすすめです。
https://studyboki3.com/060_mosi/1/2/detail/3/
精算表がわかっていれば、貸借対照表と損益計算書も初見でなんとなくわかると思います。
https://studyboki3.com/050_kessann/050_sonnekikeisannshototaishakutaishouhyounosakusei/1/1/
ポイントをざっと抑えたらさっそく予想模試問題に取り組みます。
https://studyboki3.com/060_mosi/1/3/detail/3/
第2問を学習しなくて良いのかと思われますが、習うより慣れろで模擬テストに取り組んでから第2問部分を学習するとわかりやすかったです。
テストは1→3→2の順番で解いていきました。
第1問 : 10分
第3問 : 25分
第2問 : 25分
上記のサイトがお勧めです。無料で3回模擬テストを受験することができます。
意外と一回目で合格点数が取れました。
第2問については全く対策をしていない状況でしたが、なんとか仕訳や精算表の知識から部分的に正解することができました。
わからない分野が出てきたら都度テキストを参照して覚えました。
他にも無料でできるネット試験があるのでURLを掲載しておきます。
https://www.kaikei-soft.net/boki/netmosi/3q/type1/atype.html
https://inuboki.com/boki-moshi/
第1問: 39点
第2問: 6点
第3問: 27点
合計72点で合格しました。
第1問と第3問は解いていて手応えがあり、模擬テストと同じくらいの点数が取れました。
一方で第2問がボロボロでした。自分が受験した時は第二問にT字勘定と商品有高帳が出たのですが、T字勘定は勉強しておらず、商品有高帳は勉強したのに復習がおろそかで解き方があやふやになっていました。
反省点:
3週間の対策で簿記3級を受験することはあまりおすすめしませんが、意外となんとかなるものだなと思いました。
何かご参考になれば幸いです。