It技術

ChatGPTで課金できていたのにエラー【insufficient_quota】


Error
You exceeded your current quota, please check your plan and billing details.

ChatGPTのAPIを叩いた時に、毎月の課金限度額を超過しているわけでもないのに「割り当てを超過しているので請求の詳細を確認してください」というエラーが出る場合の対処法です。

エラーの確認

下記はそのエラーメッセージ。

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{error:
	{message: 'You exceeded your current quota, please check your plan and billing details. For more information on this error, read the docs: https://platform.openai.com/docs/guides/error-codes/api-errors.',
	 type: 'insufficient_quota',
	 param: null,
	 code: 'insufficient_quota' }}

Monthly Billを確認しても、120ドルという限度額がある中で1ドルも使用していません。

原因

これまでChatGPT APIは毎月の使用額に対して支払う後払い制でしたが、前払いへと仕様が変更されたようです。

「2024年3月25日からプリペイド式に変わりますよ」というメールが公式から来ていました。この日付はユーザごとに違う可能性があります。

修正方法

設定画面から修正

まずはPlayground(https://platform.openai.com/playground/chat)からテストをしてみます。

Submitしてもエラーが出るのでそこから「biling settings」を選択します。

一時的にお金をチャージしたい場合は「Add to credit balance」から入金をします。

「Enable auto recharge」では自動チャージ設定ができます。

上記画像では、残高が5ドル以下になったときに10ドルになるように課金するよう設定しました。

確認

設定ができたらPlaygroundからテストをしてみます。エラーが出ずに正しく結果が出力されることが確認できたら完了です。

APIの方は10分程度待ってから叩くとエラーが出ずにきちんと実行することができました。

チャージされたお金もすぐに反映されており、減っていることが確認できます。

以上です。

まとめ
公式から来るメールは定期的にちゃんとチェックしましょう